ずっと気になっていた
BRONSON(ブロンソン)のスケートボード用ベアリング、RAWを手に入れました♪
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次世代ベアリング
▲パッケージがまずカッコイイ♪
“NEXT GENERATION SHIELDLESS BEARINGS“
の文字が。
何が次世代なのか?
パッケージの表記にも書いてある”NEXT GENERATION SHIELDLESS BEARINGS“からも分かるように、このベアリングには色々刷新的な技術が盛り込まれています。
まず、
シールドがありません!
ずいぶん思い切った発想するよなぁ~~w
シールドってなんだ?
ベアリングには、汚れの侵入を防ぐために
▲必ずと言っていいほどこんなような「シールド」がついてます。
で、このRAWには、はなっからこのシールドがついてませんw
プロとか上手いスケーターって、頻繁にオイルをさすからか、シールドをとっぱらっちゃってる人が多いですよね。
そういう人たちのためにこのような割り切ったベアリングが開発されたんでしょうかね。
う~ん、この思い切った判断にシビれますねえ♪
そもそも設計からして違う
ちょうど、古くなってきたベアリングがあったので、これを基に見てみましょう。
前まで使っていたベアリングをウィールから取り外しました。ちなみにこのベアリングは、BONESのREDSです。
[bc url=”https://azuminowasabi.com/hobby/snow/160510reds/”]▲こちらでも詳しく書きましたが、このベアリングは値段も安く、比較的回ってくれて、耐久性もあるなかなか使いやすいベアリングです。
自分はもう毎回このREDSを使っています。
ただ、安い故にか品質にバラつきがあったりするので、まさしく「安かろう悪かろう」なベアリングですね。
さて、そんなBONESのREDSと、BRONSONのRAWを比べてみました。
▲向かって左がREDSで、右がRAWです。
写真見てみると分かりますが、REDSには「シールドをはめる溝」がありますよね。(リングの外側あたり)
しかし、RAWにはその溝がありません!
ちゃんと設計からして違うんですね~~。”シールドだけとっぱらっちゃって売っちゃおう”とかじゃないんですね。
スケーターのためのベアリングだぞ!!という主張がビシバシ伝わってきますね。
▲こんな、「誰も気付かんやろ」ってところにもガッツリとロゴが入ってて、人と違うスタイルを追求したいという、「スケート魂」に響く製品を追求するぞというメーカーのこだわりを感じます。
[bc url=”http://bronsonspeedco.com/”]それもそのはず、
このBronson Speed Co.ですが、INDEPENDENT、FLIP、SANTA CRUZなどを手掛けるNHSによって製造されているそうな。こりゃ間違いないベアリングですね。
その他にも色んな特徴が
▲動画を見れば分かりやすいかも。なんか、「タングステンでコーティングされてる」だとか、「よく回転するように溝が深く掘ってある」、「その溝には細かい”Micro Groove”が掘ってある」だとか「”High Speed Ceramic Oilコンパウンド”で表面がコーティングされてる」など、次世代っぽい機能がたくさん備わってるっぽい。
一目で分かるのはベアリングの素材ですかね!
▲比べると分かりますが、RAWのほうはなんか黒ずんでいて高級感があります!あと触り心地もなんかさらさらしててイイです。
で、個人的に一番ポイントが高かったのが、
リテーナーの強度が高いということ!
▲上がBONESのREDS、左下がTHE BEARINGのX10。右下がRAWです。
リテーナーが太く、しっかりしているのが分かりますね。
(そういう意味だとREDSもなかなかいいな。さすがベストセラーベアリング)
そうそう、このRAWは、”打倒BONES”!本気で作られたプロダクトなのだそうですよ
素材も衝撃に強いやつで出来ているらしく、ねじれに強いファイバーグラス素材が使われているとのこと。次世代すな~~。
[bc url=”https://azuminowasabi.com/hobby/snow/dfs2compare/”]
過去記事↑にも書きましたが、リテーナーが弱いベアリングってすぐ壊れちゃうんですよ・・。
オーリーとか、グラインドの時の衝撃でやられちゃうんでしょうかね。
なので、個人的にはリテーナーの強いベアリングが気に入っています!(もちろん、色んなベアリングがありますので、人によって感想は違うはずですが)
すごい回る!
▲実際に付けてみました。カッコイイな~~!
で、試しにこの状態でウィール回してみてびっくりしました!!
— 安曇野黒岩わさび園 (@kuroiwa_wasabi) 2017年7月2日
▲最初に回したほうがBONESのREDS、そのあとのがBRONSONのRAW!
見てもらえば分かりますが、一分近く回転してます!
あと、後半のねばりがヤバいw
この”ねばり”が、プッシュで流す時とかにイイ感じで効いてきそうなんですよね~~!早く試したい!
音もイイ
あ、あと、”Audible Speed Technology”も取り入れてるらしく、
Fully open, high spin, and shield free — RAW’s are designed to enhance the sound of speed.
「フルオープンで高回転、シールドレスによりRAWは”スピード音”を増幅させるようデザインされた」のだそう。
もう何それ、こだわり全開ですなw
回して分かるんですが、「ジャァァァァアアアアアアア」っていう気持ちイイ音がします!聞いてて気分よくなりますよ。
この音は「使い込めば込むほど大きくなる」らしい。
本当かどうか分からないけど、後日またそこらへんも気にしながら滑ってみたいと思います。
早速使ってみた(デメリットも)
ベアリングも交換したし、心機一転!ストリートで使ってみるか!
と、思ったんですが、この日はあいにくの雨・・。
なので、
[bc url=”https://azuminowasabi.com/hobby/snow/150723ramp/”]自作のランプ(通称わさびランプ)で試しに滑ってみました!
想像通り、回転もよく気持ちイイ!
音は正直そこまで分からない(笑)けどなんか足元に伝わってくる振動が心地よかった♪
やっぱりそうだよな・・
いいことばっかり書きまくってましたが、やはり恐れていた事態も発生しました・・w
うちの自作ランプ(わさびランプ)ですが、
▲素材がNFボードで出来てるんですよ。で、年月が経ってくると表面がサラサラした粉っぽい?感じになってくるんですね。
んでもってその粉が、
▲ベアリングの中に混入してしまいました・・。
そりゃシールド無いんだから当然といえば当然ですよねw
しかもこの日は雨で湿度が高かったからか、この細かい粉が水分をふくんで(「小麦粉に水を入れたみたい」と言えば分かりやすいでしょうか)ネチョネチョになって、終いには、
— 安曇野黒岩わさび園 (@kuroiwa_wasabi) 2017年7月2日
▲ウィール回らなくなりました・・w
まあ、最初からちょっと想像はしてたんですがね・・。
掃除してびっくり
回らなくなった時はコレ!
[bc url=”https://azuminowasabi.com/hobby/snow/20140915bearing/”]▲「いつもの方法」でベアリングを分解&掃除してやりました。
▲で、その時にびっくりしたんですが、なんかベアリングのボールとか、内側の溝とかがトゥルトゥル滑るんですよ!!
これがさっき上の方でも書いた「”High Speed Ceramic Oilコンパウンド”で表面がコーティングされてる」ってやつなんでしょうか、ホントに”何かでコーティングされてる”感がありました。
(滑りすぎてランプの溝に落っことして危うくボール無くすとこでしたw)
総評
今回試した環境はちょっと特殊で、雨の日&細かいホコリが舞う状況だったので、普段のパークやストリートの感じとはちょっと違っていました。
なので、またパークとかでボックスやらレールやらのセクションをやってみた後の感想も気が向いたら書いてみたいと思います。
ただやっぱり「次世代」という言葉にはシビれますし、実際にその”次世代感”も感じ取れるので、なんかテンションが上がるベアリングであることは間違いないです!
コイツでガンガンスケートしたいな~。パーク行こっと♪
気になった方は是非実際に触れてみて下さい!
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