ビニールハウスを、
Wi-Fi中継器とネットワークカメラを使って監視するシステムを導入しようと思い立ちました!
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どういうことか図で説明すると、
▲こういうことですね!
自宅のWi-Fiを中継器でビニールハウスまで届くようにし、そこにネットワークカメラを設置する。
最近、ネットワークカメラもだいぶ進歩してきているらしいじゃないですか。
しかも、中継器も安くて良いものが出てきているっぽいので、丁度良い機会だなと思ったわけです。
ネットワークカメラの準備
今回買ったネットワークカメラは、
▲Vstarcamの「C29S」というやつです。
これにした理由は、
- iOS対応
- 200万画素
- 暗視撮影可能
- パン(横振り) 355°
- チルト(縦振り) 110°
- マイク・スピーカー(モノラル)内蔵
という要素が入ってたこと。めちゃくちゃ多機能なんですよね。
しかも値段が安い!!
(結論から言うと買って正解でした)
前から監視システムには興味があり、
[bc url=”https://azuminowasabi.com/wasabi/171011expo/”]▲国際ガーデンエクスポに行った際も、監視システムのブースとか見てきたんですが正直費用が高すぎるものばかりだったんですね・・。
大企業での導入ならば良いかもしれませんが、そうでないと採算取れるのか・・?と思ってしまったのでありました。
そこで今回のカメラ!
Wi-Fiは自宅のものを流用するので、新たに回線契約する必要もナシ。
月額のメンテナンス費用なんかもかかりません。
これぐらいの値段だったら、壊れたら買い替えればいいだけですからねw
時が経てばこういう技術は更に進歩しているでしょうし、次買うとなっても、同じ値段でもっと高性能なカメラを買えるはず。
開封
▲箱の中には色々入ってました。壁とかに固定するパーツもありますね。
▲カメラ本体もしっかりしています。ボディがマット加工?されててなかなか高級感があります。(安いけど)
個人的にこの手触り好きなんですよ。
▲裏側にも滑り止めが付いてるので置き場所にも困らなそう。
▲あれ?説明書がないw
(父が先に箱を開けたらしく、どっかに行ってしまったようです・・)
ということで、突然ですがここから説明書を見ずに感覚だけでWi-Fi接続していくことになりました。果たして無事繋ぐことが出来るのか?!
▲この、Amazonの商品ページのレビューを頼りに接続作業をしていきたいと思います。
まず、本体の電源を入れます。(シンプルな設計なので電源ボタンすらありませんw コンセントを挿すと電源が入ります)
すると、突然音声が!
監視カメラの設定がちょっと戸惑いました。「設定完了できません。もう一度設定して。」と何度もタメ語で話しかけてくるw pic.twitter.com/NKOM2XGF6n
— 安曇野黒岩わさび園 (@kuroiwa_wasabi) 2017年12月25日
▲「設定完了できません。もう一度確認して。」の無限ループ・・。
なんでタメ語やねんw
どうやら、カメラ本体越しにはWi-Fi接続できないっぽい。
と、いうことで
▲このアプリ(iOS)をダウンロード。このアプリ側からWi-Fi接続するようです。
▲UIがシンプルなので使いやすそう。
ここでひと悶着
アプリの指示に従って、
▲裏面のQRコード読み込んだり・・
▲色々やったんですがつながらない・・。
何度やってもWi-Fi接続用パスワードを求められるんです(パスワード自体は正確なものを入れている)
なんだこのカメラ、ゴミじゃねえのか?!
と思いつつもグッとこらえ、色々調べてみたらようやく解決方法を発見!
備忘録のため、ここに残しておきたいと思います。
解決方法
1時間半ほど調べたんですが、作業自体は1分で終わりましたw
その方法とは、
▲この付属のLANケーブルを使って、
▲カメラをLAN(有線)接続する!
これだけ!
▲キターーーーーーー!!
一度LAN接続したあと、LANを引っこ抜いたらなぜかWi-Fi接続できるようになってましたw
なんで??とは思いましたが、今のところは正常に動作しているので良しとしよう!
※セキュリティ的におっかなかったので、Wi-Fiのパスワードは変更しておきました。
中継器とリンク
さてさて、ここまできたらあとは自宅のWi-Fiをビニールハウスまで届けてあげることが出来ればミッションコンプリート。
サクサク進めていきますよ~!(ちなみに、中継器のほうはカメラと違って一発でサクッとつながりました♪)
今回買った中継器はこちら!
▲TP-Linkの「RE450」!
転送速度も1300+450mbpsと、ネットワークカメラを運用するには充分。
5GHz帯と2.4GHz帯を同時に飛ばせる!これはイイですね~。
レビューでの評価も良く、しかも値段もお手頃!(Amazonのサイバーマンデーセールでめちゃくちゃ安く買えました♪)
さっそく開封~~♪
▲手に取ってみると「意外とデカいな」と思いました。
が、コイツ自体は物置に設置するので大きさとかは気にしません。繋がりやすければそれでいい!
▲裏側のツマミ引き上げたらカッコよくなりましたw
いかにも繋がりやすそうなアンテナですよね。
接続は楽チン♪
箱の中に説明書があったんですが、
書いてあることはいたってシンプル。説明書も少ないので好感が持てますw
どうやら2種類の接続方法があるようです。
▲WPSを使用する方法があったんですが、
▲今回はこちらの方法で接続しました♪(カンタンだったので)
ようは、中継器をコンセントにさして、指示に従ってWi-Fi接続するだけ!
ちなみに、パソコン立ち上げるまでもなくiPhoneだけで接続できました♪
iPhoneの「設定」のWi-Fi接続項目をちょちょっといじくるだけなので、こういうのが苦手な人でも直観的にイケると思います。
設置場所
中継器自体は、
▲物置に設置しました。手元に延長コードが余ってなかったので、一時的にドラム式ので代用しましたw(さすがにこれだとアレなので、あとで延長コード買いました)
▲いつもお世話になっている延長コード(10m)
それぞれの差し込み口にカバーがついているので屋外の使用でも安心です。砂利とかホコリが入りづらいですからね。
これにて、
▲狙い通り ビニールハウスに、自宅で使用しているWi-Fiが届くようになりましたっ!
自宅からビニールハウスまでは50m離れていますが、サクサク動いていてYoutubeの動画もスムーズに視聴できるようになりました♪
ビニールハウスの端までは90mありますが、シグナルは弱いですがWi-Fiが届いているのにはビックリしました。
運用開始
▲さっそくカメラをビニールハウスに設置してみました。
▲わさび苗を育てている棟に設置しました。
▲画像も鮮明で言う事なし!
設定で日時も表示できました。
プリセットが便利♪
カメラは、スマホからコントロールが可能になってます。
指で画面をスワイプしてあげれば、カメラの視点を動かせちゃいます(垂直&水平)
ただ、スワイプで動かせる距離が短いので、何度もスワイプするのが面倒だと感じる時がありました。
そんな時に便利なのが「プリセット」機能!
▲これ、自分が向かせたいカメラの位置を記憶させることが出来るんですよ!
画面下にある、画像をタップしてあげるだけでその方向にカメラが一発で向いてくれます。
▲近くに温度計を置いてあるので、温度も分かっちゃいます。(やってることは超アナログw)
夜間もバッチリ
何気にビックリしたんですが、
▲暗視モードもかなり鮮明に映ります!
(夜中に確認してみたらオーブみたいなものが映りこんで超怖かったんですが、正体は虫でしたw)
マイク機能もついているので、不審人物や泥棒に警告!!とかもできそう。
ちなみに、うちはたまにタヌキが出て作物を食い荒らす時があるので、今度マイクを使って撃退してみようと思います。
複数接続もイケる
今回導入したのはカメラ一台ですが、複数接続も可能とのことです。
カメラの切り替えもアプリ側から簡単に行えます。
いずれは他のハウスにも設置したいなと考えているところです。
と、
こんな感じで無事に監視システムを導入することができました♪
今回、1万円ほどで構築できたので大満足です!
(自宅のWi-Fiの月額料金を除けば)ランニングコストはゼロ!
壊れてもカメラを買い替えればいいだけですし、我ながらこのシステムは気に入っております。
ゆくゆくはビニールハウスの管理もシステム化していきたいなあ。
これから、こんな感じで色々な作業をIT化していきたいと思います。
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